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tetsuo yamaji
by tezzobasar
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8th of SEP
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北京→福岡です。
ぐりんぐりんを見に行って来ました。

アイランドシティ中央公園中核施設「ぐりんぐりん」
福岡
伊東豊雄

そもそもアイランドシティは、港湾取扱貨物量の増加や貨物のコンテナ化、船舶の大型化などに対応するために、平成6年「アイランドシティ計画」として着工されたもの。博多港の航路拡幅・増深のための浚渫工事で発生した土砂とか、地下鉄3号線の掘削工事で発生した土砂などを持って来て埋められた土地。
それが今では福岡市の「文化・芸術の創造交流拠点」として都市開発が進められている。その中核施設としてつくられたのが「ぐりんぐりん」。つまりはこの人工島の発展いかんを背負った文化施設というわけだ。
現在はただただ広がる空き地にぽつんと転がっているだけだけれど、これから周囲がどんどん住宅で埋められていくのだろう。今年の四月には小学校が開校。来年には中学校も開校するらしい。
地盤も含めた完全な人工の街につくられた人工の公園施設。完全フラット真っ白な敷地にわざわざぐにゃぐにゃの地形を持ち込んだ伊東氏の提案は、人間がどこまでいっても、どんなに周りが都市化しても、やっぱり自然を求めてしまうのだという根源的な欲求を、すごくアイコニックに表現しているように思う。

さて、建築そのものはというと良くも悪くもすごく実験的な印象を受けた。その形態や構造はすごく新しいし、地形的な表現は素直に表現できていると思う。でも屋根の上を丘のように自由に歩けるのかと思えば完全にウッドデッキで誘導されているし、3つの丘のうち1つは全く登れない。ぐりんぐりんと呼ばれているがそのねじれている部分そのものはこれといって機能しているわけではなく、単に「ぐりん」ぶりを表現するための形態的なおまけでしかない。中の機能を満足させるための大きなトップライトにより、意外に大きな曲面がなくせせこましい。つまりいろんな制約にからまって、なにやら無理が見えるというかがんばっちゃってる感が拭えていない印象を受けた。
とはいえこれを実現した伊東氏の手腕や信頼、創造力はとてつもないし、○か×かでいうと圧倒的に○。すべての条件下で最高レベルの技術や理論、熱意を用意しないと実現されない秀作。それだけに羨望を含むあら探しがでちゃうわけだけれど、そもそもの期待がでかかっただけでフツーに考えるとやっぱりすごい。
で、なんだかんだ言ってもやっぱりかっこいい。これ大事。
次のぐにゃぐにゃオペラハウスではさらにぶっちぎってくれるはず。
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by tezzobasar | 2007-09-15 17:07 | ARCHI.info.
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