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tetsuo yamaji
by tezzobasar
カテゴリ:ArT( 13 )
2th of NOV.
横浜トリエンナーレに行く。
時間の都合上さらさら〜と流すようにしか見て回れなかったけれど、その中で目に止まったのがこの絵画。中西夏之の「着陸と着水—XII YOKOHAMA 絵画列による」。
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白地に白と紫の鮮やかな重なりは一見して紫陽花の絵のようにも見えるのだけれど、もう少し近寄って、また吊り下げられた数枚の絵の間に入っていくと、植物にある静的なみずみずしさというかむしろ動的な生々しさ、何かの現象をすごく短い時間で切り取ったような躍動感に溢れる感覚を覚えた。
思い出したのがbraviaのCM。あの動画を抽象化したら、こんな感じになるんじゃないかなあ、と。
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by tezzobasar | 2008-11-06 21:08 | ArT
20th of JAN.
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UCCA(Ullens Center for Contemporary Art)にいく。
昨年11月5日にopenした798最大級のアートホール。スイスベースのUllens財団によって創立された非営利的芸術施設。中にはバカでかいエキシビションホール3つに小さめのオーディトリアム、ショップ、カフェ、Reserch Roomと称された図書室などがある。入場料30元。

「中国第一次当代芸術運動」とされた今回の展示。
非常に教育的なテーマが本美術館が打ち出す方向性を明確に示している。
止めどなく乱雑な広がりを見せていた中国アートが外資の力によって体系づけられようとしている、といったところだろうか。

展示室入ってすぐ左に中国現代アート年表が貼られてあるのだが、それが毛沢東の死から始まっているのが印象的。
1976年の毛沢東の死をもって文化大革命の嵐がおさまり、おおよそ1980年あたりが中国現代アートの始まり、だと一般的に言われていたが、このように「毛沢東の死=アートの始まり」という図式をこのような教育的な美術館で見せているのがなにやら意味深い。
だいたい1980年ていったら僕の生まれた年。
僕たちの世代にとって、中国アートはその歴史が自分の同時代性に直接的にリンクしてくるおもしろさがある。


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呂勝中 Lu ShengZhong の切り絵インスタレーション。「招魂堂」

3000x4500x2500の小さな一室一面に広げられた小さくて赤いヒト型。
この赤の鮮やかさからbraviaのcmにも起用されている。


これは1989年に制作されたインスタレーションの再現。
僕が9歳のときにもしこの部屋に入ることができていたなら、何を感じていたのだろうか。


「うわ、おかん見てみー。赤いおっさんめっちゃおるでー。きも!目ぇ痛!」


とか。かな。


帰りに方力釣 Fang LiJun のおっさんの絵を買って帰る。
ただのポスター(80元)だけど、UCCAのLimited Edition。

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by tezzobasar | 2008-01-31 05:40 | ArT
19th of OCT.
中国アートが世界的に盛り上がりを見せている。

僕の好きなアーティストに岳敏君という人がいるが彼の作品「execution」が12日にロンドンで行われたサザビーズ・オークションにおいて2.9million pounds(約6億9000万円)で落札された、とのこと。これは過去の現代中国絵画の中で最高額だそうだ。

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僕は絵画より彼の彫刻が好きで今日美術館/today art museumや798芸術区に置いてある作品の写真を撮ったりぶら下がったり口に手をつっこんでみたりしていたのだけれど.....2.9million poundsですか.....

いっぱいいるから一個もらっておこう。
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by tezzobasar | 2007-10-20 02:40 | ArT
3th of OCT.
798です。

美麗新世界に行きました。

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スタンダ/ヤノベケンジ
とutn。

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tokyo scanner/押井守


国際交流基金主催の日本現代アート展。
日本現代アーティストダイジェストのようなこの展覧会。
先日会った塚本さんもこのために来てたのです。
日本でもこれだけ集まることはないでしょう、という豪華なメンバー。
北京のでかいコミュニスト空間に置かれたジャパン・アートたちに触れてみて改めて日本人の繊細な感覚とその表現を再認識しました。


夜はちょうど北京に来ていた黒崎輝男さんと飯を食う。
あいかわらずのフットワークと軽快な語り口。
「やあやあ、久しぶり。何やってんの? 中国人の女の子と飲みにでも行ってんの?」
ほんとこの柔らかさは天才としかいいようがありません。
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by tezzobasar | 2007-10-17 03:27 | ArT
23th of JUN.
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今日はギャラリーのオープニングパーティに遊びに行く。
先輩である青山さんが会場構成をつとめたということでその活躍ぶりを覗きにいったというわけです。

場所はプラットフォーム・チャイナのbao Aterier。
デザインやってる人には注目のスポット。
でもタクシーの運ちゃんは99.7パーくらいの確率でたどり着けません。

ギャラリー内では各アーティストの映像が流されており、それらをまとめるための溶媒となっているのがこのぽこぽこと穴の開いたこの壁面。各映像がいろんな大きさの穴でさらに小さく切り取られることで、もう一度再配置された新たなスクリーンをつくりだしたというわけだ。
とにかく彼が北京のローカルアートシーンにコミットできたことに拍手。

そんなころ僕らはその穴を利用してマグリットな遊びを開発して喜んでました。
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by tezzobasar | 2007-07-01 04:17 | ArT
3th of MAY.
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GWということで北京の芸術区798エリアでも現在アートフェスティバルが開催されている。基本的にはいつもと同じような感じではあるが708factoryを中心に企画展が催されたり、イベントが行われたりしているようだ。

久しぶりにぐるりと708エリアを回ってみるが、あいかわらず濃い。
いつもにましてテーマが前面に押し出された作品が集っていたように思う。
それらをあえてカテゴライズするならば、「ちんこ」「毛沢東」の割合が特に高かったように思う。いやほんまに。まじでちんこ多い。

中国ではこの情報化社会において考えられないくらい未だに情報の抑制がされており、僕が普通に生活していてさえそれは感じられる。
インターネットでさえも規制は多く、情報系(wikipedia等)画像系のサイトは見られない場合がたびたびある。高学歴の学生でも歪んだ教育がなされていることが話していると読み取れるし、歴史的な問題に関しては抹消されているものも少なくない。そのくせ中国人はなぜか「自分はものごとをよく知っている」という自信ががある。情報は「過剰な嘘」を用いなくとも「抑制」と「限定」によって十分効果的なコントロールが可能だということが実感できる。

日本の教科書問題ひとつを挙げてもそれはわかる。中国人は日本人が戦争中の虐殺について何も知らない、と考えている人がいるようだが、実際は義務教育を受けた日本人でそれを知らない人は皆無に近い。10数種類に及ぶ中学・高校の歴史教科書には日本が誤った戦争を犯したことを1つの教科書を除いて明記しているし、その1つでさえ、教科書ではなく教科書「候補」本であって教科書ではない。(中国・アジア・日本/天児慧/ちくま新書より)
「候補」本のうちのたった1つがあいまいに記述していることを「限定的に」伝えることで、さも「日本人は全く知らない」かのように伝えることができたわけだ。(ちなみに中国で購入した外国人向け中国語の教科書は1ページに1カ所くらいのペースで間違いがある。)

しかし中国でも海外留学も盛んになり、一般レベルで反体制的な動きが見られるようになっている。規制の厳しい中国でもアートにだけは緩いようで、その反体制的な表現のツールとしてアートが使われているのである。

つまり「ちんこ」は「性的描写の抑制」に対する反動であり、「毛沢東」は「政治的抑制」に対する反動。708エリアは欲求卯不満のはけ口として利用されていたように思う。
その様相はまるで学芸会。数が集ることで「フェスティバル」としての華やかさは生まれたところでそれが単なる客寄せになっては価値が下がるばかりだ。

「下ネタは 俺が居るうち 許さねえ」菅 賢治
(ガキの使い「笑っては いけないハイスクール 」より)

中国的ビッグネスは確かに魅力的な要素ではあるが、やはり質の向上を伴ったものであって欲しい。
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by tezzobasar | 2007-05-09 01:57 | ArT
13th of MAR.
東京-ベルリン/ベルリン-東京展

マイケル・ジャクソンのファンを並べてアルバム通して歌わせる、というメディアアートがあった。
フォー、とか言うてなりきってるファン達。
なんかむかつくけどおもろいわー。
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by tezzobasar | 2006-03-25 19:57 | ArT
2nd of MAR.
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Olafur Eliasson 展
原美術館
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by tezzobasar | 2006-03-07 16:49 | ArT
2nd of DEC.
graf media gm : YOKOHAMA

グラフが企画するカフェ。
渋いわ〜。
えらいかっちょええわー。
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by tezzobasar | 2005-12-03 07:16 | ArT
15th of NOV.
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横浜トリエンナーレ2005
とうとう行きました。トリエンナーレ。
行こう行こう、と思っていたのに近さのあまり逆に足が遠のいていた。が、やっと侵入。ポスターでよく見るコンテナゲートを通り(意外とちっちゃい)、大量の旗に迎えられ、倉庫までの道のりを歩き(意外と長い)、現場到着。

アトリエワンのサッカーゲームに燃える。(息切れ)
ガキから一点もぎとる。
負けません。
中庭の動物に萌える。(写真)
あの小ささとロープのバランスがかわいくてかわいくて。

タイトルが 「アートサーカス ー日常からの跳躍ー」にもかかわらず、ちょっとジャンプ足りない。work in progress を見せるのはいいんですがあまりに手作り感が溢れていると言うか、生活感が出ていると言うか。アートの緊張感がその生温さに絡めとられているような印象を受けた。やっぱりアカデミズムな美術館がいいのかな、と思わざるを得ないところが残念。
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by tezzobasar | 2005-11-16 08:20 | ArT