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tetsuo yamaji
by tezzobasar
<   2006年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧
28th of MAY.
北京に意外に多いジャス・バー。
本日は少し大きめのバーでライブがあるというのでほいほいと出かける。
向かうは朝陽公園南に位置するライブ・ラウンジ「PALMS」
演奏は「Golden Buddha」。
ポップにくずしたジャズバンド。
いつもどおり青島ビールを片手に演奏を待つ。

やがて店内は人でいっぱいに。
ピアノとギターで始まる前奏に静まりかえる。

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どこまでこのバンドなのかよくわからないが、サックス、トロンボーン、クラリネット、最後にはラップも入って(これはどうかと思ったが)二時間の演奏は終わった。

確かに北京の音楽事情は東京に比べて量も質も低い。しかしながらそんななかでやっていこうとしている彼らはすごく楽しげだし、集まる人も素直だ。
東京ではつい多くの情報に囲まれて何もかも知ったような気になってしまいがちだが、北京や日本の地方都市のように、身近で少ない情報を精一杯享受する楽しみも十分あると思う。
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by tezzobasar | 2006-05-30 03:09 | MUsic
26th of MAY.
期待に応えて行ってみましょう今週の北京。

休みは前々日の夜(ハナ金)から始まる。
そろそろ来るんじゃねーかと期待していた方も多いはず(希望)、行ってきました北京のクラブ。略してペキブ。
前々から狙っていたイベント「Yen Party 2nd」。door 100RBM(1500円)という北京では破格の料金だが、北京最大級のイベントということでいそいそとお出かけしました。
ちょっと本気で暴れる気だったので今回はNO PHOTO。

向かうは北二環に位置するハコ「タンゴ」。
DJは
Micky Zheng !
Yang Bing !!
Patrick Yu !!!

誰も知らんわ。
でも仕入れた情報によるとMicky Zhengは毎月のイベントをもつ売れっ子DJらしい。音楽はは基本テクノ、ハードハウス、プログレッシブ・ハウスといったところ。北京全体としても、テクノ、トランス、ユーロビートなんかが主流でゆったりとしたものはあまりおよびでないらしい。東京でもバブル後期において「ジュリアナ・トーキョー」が一世を風靡したことからもわかるように社会の激変期にはこのような激しいものが流行るらしい。
まだまだ過渡期ということで下品なクラブも多いらしいが今回行ったこのイベントはなかなか悪くない。室内は妙に暗くライティングも音響もVJも荒削りだが、人の熱気がいい。また集まる人がおもしろい。短時間ではあったが外国人やハーフの方々も多く、久々にいろんな人と会えて楽しい夜を過ごすことができた。

次の日は(設計事務所では)当然仕事です。
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by tezzobasar | 2006-05-30 02:30 | MUsic
21th of MAY.
社会の窓からフューチャー全開、tezzo-basarです。
utn亡き現在、北京親善大使としての使命感をひしひしと感じつつ、今日も行ってみましょう今週の北京。


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the loft

休みは前日の夜(朝)から始まる。
店内に入るといきなりりでかいシャンデリアのお出迎え。
派手なことやらすとうまい中国人。
しかし奥に入るとインテリアが変わってて陳腐な店内に。
がっかり。

そのあと二件はしご。
次の日起きると、そろそろ夕方に片足突っ込んでました。


日曜日。
起きて食いにいくのはご存じYOSHINOYA。
そうです、吉野屋です。

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現代城と呼ばれるSOHO-CHINAが手がけた集合住宅のあしもとで発見できます。
味はというと、肉は中国、米は日本。でドロー。
普通に吉野屋です。

次に向かうは后海。湖だか池だかの周囲の胡同を改装してつくられたバーに、北京のナウでヤングな方々が集まるらしい。
ま、いうたらデートスポット。
そこらじゅうでちゅーちゅーしてます。
しかしながら周囲にはまだ胡同(フートン)と呼ばれる四合院建築の民家が密集しており、少し道をそれるとまだまだ泥臭い生活感がみてとれる。


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touch

ぶらぶらしてたら見つけた感じのいいお店。
中心の小池を囲むようにソファーが並べられ、しっとりとした雰囲気が心地よい。
で、ここの何がおもしろいって店内が全部外部であること。
一見して内部のような場所がよく考えてみると外部である中庭から連続しており、結局どこもかしこも外部。屋根はあるけどやっぱり外部。
暗かったせいもあるが僕がこれに気づいたのは一杯目のビール飲み終えたころ。
周到に用意されたこの中間領域にやられました。
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by tezzobasar | 2006-05-28 21:31
16th of MAY
とうとう行ってしまった。

尊敬する先輩utnが長期出張のため旅立ちました。
そもそもこの事務所に来たのも彼が誘ってくれたおかげ。
慣れない北京生活、ハードな労働も彼がいたからこそやってこれたというもの。
ストイック・マンぞろいの所員が並ぶ中、忙しいながらも笑顔で「俺まいってる?まいってる? 俺まいってるよー」と余裕をかましてくれてました。

壮行会も十分にやれない中、徹夜で出発したutn。
荷物を後ろ手に、行ってきますと振り返った彼は、 でかかった。

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by tezzobasar | 2006-05-19 01:12
14th of MAY.
第五環状線を挟んで798芸術地区の外側に PLATFORM CHINA ART CENTRE と呼ばれる、またしても芸術地区が生まれている。ややトレンディスポットとなりつつある798に対してこちらはまだ発展途上。土臭い街に隠れるようにしていくつかのギャラリーが点在している。PLATFORMと呼ばれる理由は、もともとここは鉄道の引き込み線があったためだろうか。とにかくここも産業形態の変化によって生まれたロフト地域のひとつ。

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F2 GALLERY

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PLATFORM CHINA CONTEMPORARY INSTITUTE

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CHINA ART ARCHIVES & WAREHOUSE (CAAW)
Ai Weiwei
exhibition:「THE FLOW」 Yin Ge

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GARERIE URS MEILE
Ai Weiwei

最近何かと目にとまるAi Weiwei 。顔みると不細工なおっさん(仙人風味)なのだがつくるものはいい。
CAAWは自邸としてつくったものをギャラリーとして公開しているもの。なので調子にのって反対側の扉もノックするとお兄ちゃんが出てきて「ここはおうちです。」って言われます。

モダニスティックな空間に並ぶ中国家具が映える、映える。
煉瓦とコンクリートと木の素材の切り替えがめちゃめちゃうまい。
新築でこの安定感は内藤廣以上。
それも中国にある煉瓦の種類の豊富さと、施工の荒さに起因する。
新築なのに味がでちゃう。

中国人にこの良さを引き出せるとは驚き。
ちょっとなめてた。
コミュニスト空間。いいわー。
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by tezzobasar | 2006-05-14 22:51 | ARCHI.info.
12th of MAY.
そういえば隣が偽ブランド屋らしい、とのことを書きましたが。
まあ、それは間違いないのですが。

先日ガサ入れがいらっしゃいました。
入り口に立つイカツイ警察屋さん二人。
僕まで不審な目で見られました。
これはもう絶体絶命か、と思ったら、そうでもなく、何もなかったかのように一日が過ぎていきました。

そして夜中。
隣からズルズルと何かを引きずる音と皮の臭いが。

夜逃げです。

たくまし......すぎる。
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by tezzobasar | 2006-05-13 01:51
7th of MAY.
行ってきました万里の長城。
やっぱCHINAといえばこれやろ。
まがりなりにも建築に携わっている僕としては、世界最大の建造物、いうたら建造物の世界チャンピオンを見逃す訳にはいけません。

と、いうわけで昨日朝まで仕事をしていたにもかかわらず元気に出発。
遊びとなるとやはりテンションが違う。
北京市街からタクシーで約一時間半。一日チャーター550元。(8250円)
北京からバスで行くとめちゃめちゃ安くいけるものの(15元)、その後の行動、時間を考えるとタクシーを使うのも合理的。みんなで割ると高くないし、現地でタクシーを拾うことはGWなどピーク時には困難。
てなわけでタクシー乗り込みさっそく爆睡。
高速道路で約1.5時間。眼前に山々が聳えはじめると僕の目も冷めない訳にはいけません。エンドルフィンの分泌をおさえつつ、まず向かうは八達嶺長城。
一口に万里の長城といっても6000kmの長さを持つため、その観光スポットはいくつかあり、観光的に一番メジャーなスポットが八達嶺長城。写真にでてくるのはだいたいここ。
チケット片手にさっそく登城。
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や、やばいわー。
かつて見てきた有名建築物なんて比にならない。感動を通り越して畏敬の念すら感じ始まる。
もう、ごめんなさい! 完敗!

地形や気候すら突き抜けた建造物。それは山稜に体を沿わせる大蛇の様で、僕の足下から視界の果てまで続く一続きの体は地球そのものだった。
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満足感たっぷりに長城から降り、次に向かうは長城コミューン。
アクオスのCMで吉永小百合が登場した竹でできた別荘、といえば思い出す人も多いのではないか。これは隈研吾によって設計されたBAMBOO WALLと呼ばれる建物だったのだが、全体としてはSOHO-CHINAというディベロッパーがこれを含む12棟の別荘をアジアの有名建築家に設計させたという隠れ家リゾート地である。
八達嶺長城で調子づいた僕たちは意気揚々とコミューンに乗り込んだがあいにくGWの土曜というわけで2個しか別荘が見学できなかった。このように別荘は借りることができ、お客が入っているときは見ることができない。必ずまた行くことを誓って、その二個の紹介は次回に。


その後北京市内に帰り、三里屯にある四川料理屋へ。
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Gold Barn

辛いがうまい。
そして食いきれない。
前菜だけでお腹が7割ほど満たされたようだ。
ゆっくり食べましょう。


次にそこから徒歩で移動。
オサレ・バーへ。
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Green. T. House

さらにバーをもう一軒ハシゴして本日終了。
北京フルコースです。
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by tezzobasar | 2006-05-10 03:37 | ARCHI.info.
5th of MAY.
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最近読んだ本

空港にて    文春文庫
村上 龍

村上による短編集。「クリスマス」を除いて全て「〜にて」、といった日常的な場所においておこる出来事を描いている。語り口は主人公による一人称。設定された場所における限られた時間の中で、考えうるごくごく当たり前の出来事が丁寧に描写されている。普段では「コンビニに行ってコーラを買った」程度の行動にも関わらず、日常そのものであるそのたわいもない所作の積み重ねを小さく小さく解体し、いちいち思考と混ぜ合わせることによって短い時間の行動が異常な密度の感情に絡めとられている。その密度の高さは感情と行動の描写を限りなく同時に体感させ、妙なリアルさをつくりあげている。
この作品が文庫化される以前のタイトルは「どこにでもある場所とどこにもいない私」であり、不特定多数の私の日常をフェティッシュにクローズアップさせている本作品をより直接的に表現している。ただ文庫化にあたり、何でもない日常において否応なく感じられる空虚感の中にも見つけられる一抹の希望に対し、以前のタイトルがあまりに悲観的過ぎたと感じたのではないだろうか。反体制的作品を多く残す村上ではあるが国外脱走というロマンが薄れてきた現代において、本作品ではその方法論自体に着目している。代表的長編作品におけるダイナミックな逃避から、はかない日常におけるセンチメンタルな逃避にまで幅を広げる試みだった。

理由 新潮文庫
宮部 みゆき

宮部による長編ミステリー。インタビューの形式によって事件の全貌をドキュメンタルに描くその手法にまずは唸らされる。事件の全貌が周囲の人々によって多角的に描写されることで、ありきたりなニュータウンにおける殺人事件というストーリーを高位に引き上げている。ミステリーならではの種明かしがなんでもない場面でなんでもないように明かされるのも、そこに視点が置かれていないためであり戦略的に初期設定を安易にしていることが伺える。全文を読み終えたとき、なんとなく盛り上がりのない読後感に少々失望するものの、本を閉じたその時に、タイトルが「理由」だったことを思い出し、その視点が事件そのものではなくまさに「理由」におかれてたものだと納得させられた。だって「理由」なんだから、と宮部がほくそ笑んでいるようで、爽快なむかつきを覚える。
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by tezzobasar | 2006-05-06 04:58 | BOOks + Movies
1st of MAY.
北京に来てやっとこ二回目の休日。
GWに入って施主が仕事を休むので僕らも少しペースダウン。
念願の798芸術新区に行ってきました。
昨日休み前日ということで昨日飲み過ぎたためか少し頭がくらくらするがめげずに出発。炎天下の中タクシーの運ちゃんが場所を知らず、大山子周辺をぐるぐるしたため僕の頭もぐるぐる、ぐるぐる。なんとか着いたときには運ちゃんも僕も、「やったなあ!」みたいな。言葉は繋がらなくとも気持ちは繋がった。

798工場は、中国の第一次5カ年計画で旧ソ連の援助を受けて、東ドイツの設計により建設された電子工場で、中国の工業化に大いに貢献した歴史を持っている。それが今ではその大きな空間と設備だけが残され、大規模なアートエリアとして北京の文化を牽引する立場に返り咲いた。
僕の予想を遥かに超えてとにかくでかいでかい。何かの工場ひとつやふたつを想像していたのに、過去に工業地帯だった場所一帯がそのままアートエリアになっているためひとつの街のような様相を呈している。つまりはニューヨークのサウス・オブ・ハウストンから始まったロフト(倉庫)文化の北京版といったところ。東京でも1970年代半ばから臨海部で広がりを見せたロフト文化ではあるが、結局バブルの波に蹴散らされてしまった。798芸術新区の盛り上がりを感じると、一掃された東京のロフト文化がどんなに貴重なものだったかがわかる。経済成長の余剰として生まれるロフト文化ではあるが、それを潰して何が残っているのだろうか。798芸術新区がアジアの中心にまで成長したとき、東京はどうするの、とか思う。

とにかくでかい場所は気持ちいい。
煉瓦づくりの粗野な壁面と単純なプランがギャラリーとなることでできたブルータルな部屋は現在の中国の力強さに適応していきいきと活用されているように見えた。

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798space


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long march project

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zero field

いやあ、でかいって、ほんとうに、いいもの、ですね。
また街の中も工業地域時のパイプなんかが建物を縫うようにずどーんと走っていてかっこいい。

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日本のインフラも下手に地下に埋めようとしないでもっとでかくすりゃいんじゃないの。「電線をなくしました」とかいって新しくできた街とか、なんか気持ち悪くて仕方がない。


夜も深まり、街に戻ってきて三里屯へ。
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the book worm

飲んでますよ。
北京でカプチーノ。

その足でDVD屋に。
岩井俊二全集と「Charlie and the Chocolate Factory」を購入。
岩井俊二全集なんて11作品入って88元(約1320円)!
買うしかないやろー。

北京って今しかない、って感じの緊張感があるな。
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by tezzobasar | 2006-05-02 02:55 | ARCHI.info.